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行政書士ができる業務と専門分野の選び方。これからの行政書士に必要なこと。

2025年8月27日


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 ブログをご覧いただきありがとうございます、行政書士の松浦です。

今回は、「行政書士の仕事って具体的にどんなこと?」という疑問にお答えし、さらに、これからの時代に活躍するために不可欠な「専門分野」の重要性についてお話しします。



★行政書士ってどんな仕事?その幅広い業務範囲

 

 行政書士は、法律に基づき、官公署に提出する書類や権利義務・事実証明に関する書類を作成する専門家です。その業務範囲は非常に広く、一言で表すのが難しいほど多岐にわたります。


例を挙げると、以下のようなものがあります。


許認可申請: 建設業許可、宅建業免許、飲食店営業許可、風俗営業許可など、事業を始める際に必要な手続き。


民事法務: 遺言書作成支援、相続手続き、遺産分割協議書、離婚協議書作成など、個人の生活に関わる法務。


内容証明・契約書作成: トラブル防止や権利を守るための契約書などの書類作成。


これらの業務はほんの一例にすぎません。行政書士の業務は「街の法律家」と呼ばれるゆえんです。



★なぜ専門分野を決めることが大切なのか?


 これだけ幅広い業務がある中で、なぜ特定の専門分野を持つことが重要なのでしょうか。それは、特定の分野に特化することで、お客様により質の高いサービスを提供できるからです。

 想像してみてください。胃が痛い時、内科、外科、皮膚科、様々な診療科がある中で、胃腸科の専門医に診てもらう方が安心できますよね。行政書士も同じです。相続なら相続専門、建設業許可なら建設業許可専門の行政書士に依頼したいと考えるのが自然です。

 

 専門性を高めることで、その分野の最新の法律や手続きに関する情報を常にキャッチアップでき、お客様の複雑な課題にもスムーズに対応できます。また、専門家として認知されることで、お客様からの信頼を得やすくなり、結果として事務所のブランド力向上にもつながります。



★私が考える、これからの時代に求められる行政書士とは?


 単に書類を作成するだけでなく、これからの行政書士には、お客様の課題を深く理解し、解決に導くためのコンサルティング能力が求められます。


傾聴力とコミュニケーション能力: お客様の悩みの本質を正確に把握し、安心感を提供すること。


提案力: 法律の知識を背景に、お客様にとって最適な解決策を提示すること。


迅速な対応力: ITツールを駆使し、スピーディーかつ正確な業務遂行をすること。



 書類作成の代行業務はChatGPTやGemini、Capilotなどの生成AIによって代替される可能性も指摘されています。

 しかし、お客様一人ひとりに寄り添い、課題解決に向けて伴走する「人」としての役割は、今後ますます重要になっていくでしょう。


 当事務所では、著作権・知的財産権(専門分野)に特化し、お客様の著作権に関する具体的な強みや想いを全力でサポートしています。

 何かお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 
 
 

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