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【著作権専門の行政書士が解説】文化庁に著作権登録できる著作物の種類や手数料、手続き方法をまとめました。
2025年12月10日 ブログをご覧いただきありがとうございます。著作権・知的財産権専門の行政書士、松浦です。12月に入り今年も残すところあとわずかですね、街ではクリスマスムードでイルミネーションが綺麗なクリスマスツリーを見かけます。 それでは、今回は著作権登録についての記事になります。 💡 はじめに:なぜ著作権登録が必要なのか? 著作権は、創作した時点で自動的に発生します( 無方式主義 )。 しかし、この「自動的に発生した権利」を、他者とのトラブル発生時に証明するのは非常に困難です。そこで、著作者の権利を強力に守るために存在するのが、文化庁への「著作権登録」制度です。登録をすることで、公的に権利を証明でき、万が一の紛争時に非常に有利になります。 本記事では、著作権登録の専門家である行政書士が、登録できる著作物の種類、かかる費用(手数料)、そして具体的な手続き方法を詳しく解説します。 1. 著作権登録できる「著作物の種類」 著作権登録にはいくつかの種類があり、それぞれ登録できる要件が定められています。特に行政書士が取り扱うことが
8 時間前


【番外編】地下アイドルと芸能事務所のトラブル事例と、トラブルを避けるための対策
2025年11月24日(月) ブログをご覧いただきありがとうございます。 著作権・知的財産権専門の行政書士、松浦です。いつもは許認可申請や相続など、行政書士の専門分野に関する話題をお届けしていますが、今回は少し視点を変えて、 「地下アイドルと芸能事務所の間のトラブル」 について、いくつかの事例と、そうしたトラブルを未然に防ぐための対策をご紹介したいと思います。 行政書士としては「契約書」や「権利」に関するトラブル防止という点で、共通する視点があります。 ⭐️なぜ地下アイドルと事務所のトラブルが多いのか? 近年、メディアで取り上げられることも増えましたが、地下アイドルと呼ばれる方々と所属事務所の間では、契約や待遇をめぐるトラブルが少なくありません。主な原因として、以下の点が挙げられます。 ① 立場の弱いアイドル側 : アイドル活動をしたいという熱意から、契約内容を深く吟味せず、事務所側の提示を鵜呑みにしてしまうケースがあります。 ② 契約書の不備・不明確さ : 専属契約期間、報酬体系、活動の制限(SNS利用や恋愛禁止事項など)、活動休止・
11月24日


知っておきたい!生成AI利用のリスクとトラブル事例 — 著作権・情報漏洩・名誉毀損を防ぐために 🤖💡
2025年10月15日 ブログをご覧いただきありがとうございます。著作権・知的財産権専門の行政書士の松浦です。10月になり日中はまだ、ポカポカな気温ですが早朝や夕方、夜間は半袖だと寒く冬の足跡が聞こえてきますね。それでは、今回の記事は生成AIとトラブルに関する内容となります。 近年、急速に進化し普及する生成AI(人工知能)は、業務効率化や新たな価値創造のツールとして期待が高まっています。しかし、その利用の裏側には、 法的なトラブルや訴訟リスク が潜んでいます。 行政書士として、企業や個人事業主の皆様が生成AIを安心して活用できるよう、特に注意すべきトラブル事例と、それらを未然に防ぐためのポイントを解説します。 1. AI利用で起こりがちな3大トラブルとその事例 生成AIに関するトラブルは多岐にわたりますが、特に企業や事業活動において大きな問題となりやすいのが、以下の3つの分野です。 ⭐️1-1. 著作権侵害・知的財産権の問題 生成AI、特に画像や文章、音楽を生成するAIは、 既存の著作物 を大量に学習(機械学習)してアウトプット
10月15日
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