眠れる楽曲に新たな命を！音楽クリエイターのための著作権のビジネス活用術

2025年6月30日

　音楽クリエイターの皆さん、思いを込めて制作した大切な楽曲が、日の目を見ることなく眠ってはいませんか？

　せっかくの素晴らしい作品も、使われなければその価値はゼロに等しいかもしれません（凄くもったいないです）。しかし、あなたの楽曲には無限の可能性が秘められています。適切な著作権の知識と活用法を知ることで、眠れる楽曲を新たなビジネスチャンスに変え、収益を生み出すことができます。

★楽曲が持つ「知的財産」としての価値

　著作権法によって保護される楽曲は、クリエイターにとって重要な知的財産です。著作権とは、簡単に言えば「作品を創造した人が持つ権利」のことで、その楽曲をどのように利用するかを決定できる独占的な権利を指します。この権利を理解し、適切に管理することで、以下のような形で楽曲を有効活用し、収益化へと繋げることが可能になります。

・使用許諾（ライセンス）の提供: 企業CM、映画、ドラマ、ゲーム、YouTube動画、店舗BGMなど、様々な媒体で楽曲が使用される際に、使用を許可する代わりに使用料を得る方法です。

・音楽配信サービスでの収益化: ストリーミングサービスやダウンロード販売を通じて、再生回数やダウンロード数に応じた収益を得ます。

・イベントやライブでの演奏: 楽曲をライブで披露し、チケット収入やグッズ販売に繋げます。

・楽譜や音源の販売: 楽曲の楽譜やインストゥルメンタル音源などを販売することも可能です。

★楽曲をビジネスに変えるステップ

　では、具体的にどのようにして眠れる楽曲をビジネスへと発展させていくのでしょうか？

• 楽曲の棚卸しと整理: 利用者のニーズに合った作品を提供するために手元にある楽曲をすべてリストアップし、ジャンル、雰囲気、使用用途などを明確にしましょう。

• 著作権の確認と管理: 自身の楽曲がどの程度著作権で保護されているかを確認し、必要であればJASRACなどの著作権管理団体への登録も検討します。

• 使用許諾の戦略立案: どのような企業やプロジェクトに楽曲を提供したいか、どのような使用条件で許諾するかなど、具体的な戦略を立てます。

• プロモーションと営業: 制作会社や広告代理店、映像クリエイターなどに積極的にアプローチし、楽曲の魅力や提供可能な使用許諾の条件を伝えます。

• 契約交渉と締結: 使用許諾が決まった際には、使用料や期間、使用範囲などを明確にした契約書を締結することが非常に重要です。

★専門家としてのサポート

　著作権に関する専門知識や契約交渉は、一般のクリエイターの方にとっては複雑で難しいと感じるかもしれません。特に、ご自身の楽曲を最大限に活用し、適切な対価を得るためには、専門家のサポートが不可欠です。

　私は著作権専門の行政書士として、音楽クリエイターの皆様の知的財産のビジネス活用を多角的にサポートしております。

• 著作権に関するご相談: 楽曲の著作権に関する疑問や不安を解消します。

• 使用許諾契約書等の書類作成支援: クリエイターの皆様の利益を守るための適切な契約書作成をサポートします。

• ビジネススキームの構築支援: 楽曲の特性やクリエイターのご希望に合わせた、効果的なビジネスモデルの構築をご提案します。

• 著作権侵害に関する対応支援: 万が一、著作権侵害が発生した場合の対応についてもアドバイスいたします。

  
  

  ※月額定額制サービス（サブスク）となっております。料金は契約期間、業務内容により増額又は減額もあります。契約に関しては柔軟な対応を致します。

  お気軽にご相談ください。

  
  

ご自身の眠れる楽曲を、ビジネスとして開花させたいとお考えですか？

あなたの眠れる楽曲を、新たなビジネスの源泉へと変えるお手伝いをいたします。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。あなたの素晴らしい作品が、世界で輝くための第一歩を一緒に踏み出しましょう。